和ねっと
DSD
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![多肉植物](https://static.wixstatic.com/media/11062b_344ab49b2c53465aa8360e850129a0e8~mv2.jpg/v1/fill/w_220,h_209,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,enc_auto/%E5%A4%9A%E8%82%89%E6%A4%8D%E7%89%A9.jpg)
ごあいさつ
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![美しい花](https://static.wixstatic.com/media/11062b_67fcbfcd9a2547c48a2d51c649bb7e16~mv2.jpg/v1/fill/w_176,h_176,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_3,enc_auto/%E7%BE%8E%E3%81%97%E3%81%84%E8%8A%B1.jpg)
![](https://static.wixstatic.com/media/214ec6_5bcac95a877ff344cfaa32008b93e166.png/v1/fill/w_30,h_22,al_c,q_85,usm_0.66_1.00_0.01,enc_auto/214ec6_5bcac95a877ff344cfaa32008b93e166.png)
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関西大学大学院人間健康研究科在学中に『和ねっとDSD研究所』を立ち上げました。2018年4月から看護系大学の老年看護、在宅看護の教員として現在に至っています。2021年から大阪市立大学大学院生活科学部・生活科学研究科に在籍し、認知症と福祉システムをテーマに研究中です。
<認知症施策との関わり>
看護師・社会福祉士・介護支援専門員として大阪市社会福祉協議会在職中の平成21年度から平成27年度まで、認知症連携担当者(現在厚生労働省新オレンジプランにある認知症地域支援推進員)となり、認知症の医療・介護連携、認知症の人の地域支援を推進する活動をしてきました。制度化されるまでの道のりは、本当にくじけそうになるくらい困難を極めました。特に医師とわかり合うまでには時間を要しましたが、地道に努力を続け、顔を合わせて会話を続けることで、たくさんの協力や支援を得ることができました。
現在も応援してくれている認知症サポート医の先生方には、心からとても感謝しています。
平成23年度より平成29年度まで、認知症介護研究・ 研修東京センター主催の認知症地域支援推進員研修講師を務めました。また、平成26年「地域の認知症施策を推進するための認知症地域支援推進員のあり方に関する調査研究事 業」委員就任 「認知症地域支援推進員活動の手引き」作成に関わるなど、認知症地域支援のエキスパートとして活動してきました。 その一方で、アルツハイマー型認知症と上顎洞がんを患った母親の介護、在宅での看取りを私自身が経験をしました。認知症施策の推進が制度化され、担当事業が無事終了した際に思い切って市社協を退職し大学院に進学しました。
これまでの認知症施策の実践現場の経験を活かした「認知症への理解」、「人材育成」は、私のライフワークとなりました。
<忘れられない事例>
私には忘れられない認知症の人との出会いがあります。「高齢者虐待虐待の防止、高齢者の擁護者に対する支援等に関する法律」が施行される何年も前です。認知症のその人は被虐待高齢者として、私は在宅介護支援センターの専門職として出会いました。介入方法や対応方法など未確立であった時期に、認知症の人の意思を尊重し、本人が望む地域での生活を継続するために、地域の介護・福祉・医療機関の専門職、行政と力を合わせ、民生委員はじめ、地域の人たちと一緒に一丸となって支援をしたことがあります。山あり、谷ありの道のりでしたが、水面に落ちた一滴のしずくが徐々に広がるように、ネットワークが生まれ、人と人が繋がっていったこの経験は、関わったすべての人たちの財産となり、そして、今の私の原動力にもなりました。
認知症になっても住みやすい社会の実現に向けて、自分にできるところから取り組みたいと思います。和ねっとDSD研究所は、人と人のつながり、新しい発想、多角的な視点、創造性を大切にしています。
所長 森岡 朋子